野球マンガ MAJOR 7
(続き)
次は「海堂学園高校編」です。もう、本編といっても過言ではないくらい、ドラマが詰まっています。
マンガでは24巻第3話~33巻第2話。
ここのテーマはまさに「努力」。
努力組と天才組に分かれるのですが、努力は裏切らないという強いメッセージがあります。
それだけなら他のマンガと同じなのですが、良きライバルでもあり、一番古い野球仲間でもあるアイツにとっては、複雑な心境で・・
自分で決めた道を突き進む吾郎と、それに引き寄せられ、惹かれたライバル。
吾郎のことが自分勝手に思える瞬間があります。
ただそれは、「自分はこんなにもやっているのに」という前提で相手を見てしまっているからです。
でも、吾郎にとっては、自分が信じた道を突き進んでいるに他ならないのです。
そこに気付いたライバルは、最後に大きなプレゼントを打ち上げ、吾郎を送り出します。
いや、このときの当事者になりきってみると、自分なら同じことが思えただろうかと、いつも思ってしまいます。。