2017年のプロ野球を振り返る17
(続き)
次はピッチャーに関するすごい記録です。
8月6日、ジャイアンツ vs 中日ドラゴンズの試合で、この記録は達成されました。
記録を打ち立てたのは岩瀬投手です。
ドラゴンズの抑えの切り札として君臨し続けてきた守護神は、この日も1点リードで迎えた9回に、5番手投手として登板しました。
いつものように、この日も1イニングを無失点に抑え、自身がもつプロ野球最多セーブ記録を404に更新しました。
これだけでも十分すごいことですが、なんとこの登板で、通算950登板だったのです。
リリーフや抑えのピッチャーは、多いシーズンでも年間で50~60試合の登板だといわれています。
仮に毎年60試合に出ていたとしても、950登板を達成するには16年かかります。
しかし、ケガや故障がつきものの試合の中で、それを16年間継続できることがまずすごいですよね。
これで、歴代登板数で単独1位になりました。
ちなみに、メジャーリーグでの最多登板記録は1252試合です。