2017年のプロ野球を振り返る10
(続き)
それは5月6日の、広島カープ vs 阪神タイガース の試合です。
14:00から始まったデーゲームは、序盤から広島カープが点を積み重ねていく展開になっていました。
なんと、5回が終わった時点で9点差がついてしまっていたのです。
しかし、ここであきらめなかったのが阪神タイガース。
なんと6回には打者11人の猛攻で7点を返したのです。
ちょうど、各ポジションで若手が台頭してきていて、チーム内でのポジション争いが激しくなっていたタイミングだったので、とにかく自分の結果を残して、チームを勝利に導くことに集中していた選手が多かったのかもしれません。
当時の金本監督も、「まさか9点差をひっくり返すなんて。」と驚くと同時に、「素晴らしい打撃をしてくれた」と珍しく絶賛していたようです。
こういうゲーム展開も、野球ファンとしては楽しいですよね。