2017年のプロ野球を振り返る6
(続き)
そして実は、球場の空席率を考えると、タイガースもジャイアンツもまだ空きがありました。
セントラル・リーグでは阪神タイガース以外にも、広島東洋カープ、DeNAベイスターズ、東京ヤクルトスワローズが前年比でプラスとなっています。とくにDeNAベイスターズは、ホーム開幕戦で最も多くの観客を集めています。4月4日などの2万8966人(8月2日と10月1日も同数を記録)。おそらく、これがほぼ満員の数字だと言えます。
そして平均動員数が2万7880人で、その差は1086人であり、これは12球団最小です。
つまり、もっとも空席が少なかったのがDeNAの横浜スタジアムだと言えます。
また、席をゲットできなかったベイスターズファンは、隣接する特設ビアガーデンで、大型スクリーンによる映像と漏れ聞こえてくる歓声を体感しながら、試合とビールを楽しむことができるのも特徴です。
チームは2年連続3位と、長かった暗黒時代を脱しつつあります。
ここからさらに人気が集まってくるのは言うまでもありません。