イチローを支える人③

3000本が懸かったデンバーでの試合では、前日にスタメンが発表されていた!!!!
どうしてもその瞬間に立ち会いたかった弓子さんは、
信頼できるシアトルの知人に15歳になる愛犬・一弓(いっきゅう)の世話をお願いして、朝イチの便に飛び乗った!!!!

 

そしてデンバーで試合を観て、帰りはチームフライトに同乗する☆
そうすればイチローと一緒に自宅へ帰れる……いや、本当はそれではアウトだ!!!!
帰宅したとき、イチローの食事ができあがっていないからだ!!!!


遠征先から何時に帰宅しようとも、イチローは必ず自宅で食事をする☆

それは、3000本を打った特別な日でも変わらない^_^


ならばと炊飯器のタイマーをセットし、

料理の下拵(したごしら)えをして、一緒に帰宅したイチローの待ち時間が最小限になるよう、弓子さんはできる限りの準備をしてから出掛けた!!!!