福井出身の野球選手25

続きまして、山岸穣選手です。

 

1982年8月17日生まれで、現在35歳。

鯖江市のご出身の元プロ野球選手です。現役時代はピッチャーとして活躍していました。右投右打です。

 

上小学校3年生の時に野球を始めました。

高校は福井商業高校に進学し、2年生の春・3年生の夏と2回、ともにエースとして甲子園に出場しました。

特に、3年夏は県大会決勝で内海哲也選手や李景一選手らを擁する敦賀気比高校と戦いました。延長10回の末、3-2で勝利し甲子園出場を決めたのは、今でも印象に残っている試合です。しかしその甲子園では初戦敗退を喫してしまいました。ちなみにこのときのチームメイトには1学年下に天谷宗一郎選手がいました。

東都の青山学院大学時代、石川雅規選手の後を継いで2年生からエースとして活躍しました。大学通算72試合登板し32勝21敗、防御率1.97、388奪三振という成績。

3年生秋には最高殊勲選手、最優秀投手、ベストナインを受賞しています。通算30勝以上は青学大では史上初の快挙で、東都大学野球リーグ全体でも1987年の新井富夫選手以来17年ぶりで戦後9人目の快挙でした。

2004年に台湾で開かれた世界大学野球選手権に日本代表として選出され、3試合に登板。

その活躍を見込まれ、同年のドラフト4巡目で西武ライオンズに入団しました。