福井出身の野球選手21
続きまして、川藤龍之輔選手。
そう、「川藤」という苗字に聞き覚えはありませんか??
そう、そのまさかです。
以前ご紹介した、元プロ野球選手の川藤幸三選手は実の弟さんだそうです。
出身高校は若狭高校。
1年生の時、控え投手として1963年夏の甲子園に出場しましたが、1回戦で横浜高に敗退し登板機会はありませんでした。
翌1964年はエースとして夏の北陸大会準決勝に進出するものの、小松実業に敗退しました。
1965年夏は、県予選準決勝で武生高校に敗れ、甲子園には出場できませんでした。
その年のドラフト会議で、東京オリオンズに入団しています。
貴重な大型左腕と期待され、プロ2年目の1967年に一軍初登板を果たし、翌1968年7月には近鉄戦に初先発し完封勝利。期待に大いに応え、その後は先発陣に組み入れられ、同年は3勝を挙げました。
しかし翌年以降は伸び悩み、1973年限りで現役引退しています。